フリーエンジニアの単価事情
フリーエンジニアの単価事情は、それぞれの職種によって違いがあり、同じ職種内でも仕事内容によって単価に幅があります。フリーとしてやっていくには、クライアントと単価の交渉をしなければならないので、一般的な相場を知っておく必要があります。フリーエンジニアは稼げる仕事が多いのは確かですが、会社員にあるような保障などが一切ないので、同じ仕事をするならできる限り高単価で契約したいところですが、フリーで臨む価格交渉はかなり困難な現状もあります。
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職種別相場の調査結果
IT系エンジニアとしての経験とスキルを持つ人の中には、フリーエンジニアとして独立することを検討している人が増加しています。また、フリーエンジニアと契約したい企業も同じく増加しているため、うまく仕事を見つけることさえできればフリーになっても十分稼げる職業です。しかし、エンジニアの中でも職種によって単価の相場が異なります。では、それぞれのエンジニアの月単価の相場はどのぐらいなのでしょうか。その調査結果について紹介します。もっと読む
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会社員とは異なり保障が一切ない
自分が頑張った分だけ収入になり、仕事も自由に選べるなど、フリーエンジニアとして働くことには魅力がありますが、いろいろな面で会社員とは全く状況が変わってしまうことをあらかじめ理解しておかないと、フリーとして活動し始めてから驚いてしまうことにもなりかねません。会社員の時にはあった福利厚生や保険などの保障がなくなることによって、月の出費はそれまで以上に多くなります。また、経費もかかるので、そのことも含めて収入を配分する必要があります。もっと読む
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値上げ交渉は困難を極める
フリーエンジニアにとって、報酬の価格交渉は本来の仕事よりも難しく感じるかもしれません。エンジニアの職種によって目安となる単価の相場はあっても、それより安くていいエンジニアが欲しいと思うのがクライアントですし、エンジニアとしては生活がかかっているので言われるままに安くしていては事業が成立しなくなってしまいます。お互いの希望を踏まえて落とし所を見つけるのが交渉ですが、値上げのための交渉はかなりの困難を伴うという覚悟は必要です。もっと読む
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職種別相場の調査結果
IT系フリーエンジニアとしての仕事をさらに細かく分類すると、Web・オープン系、汎用・制御系、インフラ・運用・基盤系などの専門職や、開発ティレクターなどの総合的な職種などがありますが、単価事情はそれぞれの職種によって異なっている場合が多く、契約する企業の仕事内容によって同じ職種でも単価には幅があります。全体的には上流工程の方が下流工程より単価が高く、総合的な能力が求められる開発ディレクターが最も高単価となっています。
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早起きは三文の得
昔から「早起きは三文の得」ということわざが使われていますが、夜型になりがちなフリーエンジニアはこのことをいつも意識しておくと、文字通り「得」をする可能性を広げることになります。夜の方が仕事をしやすいと感じる人もいますが、人間の体の構造上、最もいい形で頭を使うためには規則正しい生活をするのが一番です。そのため、仕事と自分の体のためにも、早寝早起きを習慣にできるような目標を定めてすぐに行動に移しましょう。
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知っておきたい家事按分について
フリーエンジニアの節税対策は、収入面に大きく結びつきます。家事按分は、フリーエンジニアが知っておきたい節税対策の一つです。家賃や電気代、車代などが家事按分できます。税務署で質問された際にもしっかり応じられるように準備しておくといいでしょう。家賃は仕事とプライベートで家のスペースをきっちり分けていることが、計上する際に大切になるポイントです。光熱費や車も、事業を行ううえで無関係のものは家事按分できないので注意が必要です。