フリーエンジニアの単価アップに役立つ「早起きの習慣」

成功の肝は「高すぎず安からず」!!
単価アップに向けて
自分の好きなタイミングで仕事をコントロールできるフリーエンジニアの仕事は、自由度が高いのが魅力な反面、時間管理に気をつけていないとあっという間に生活リズムを狂わせてしまいます。いくら自由にできる仕事とはいえ、体調管理をしっかりしないと肝心の仕事にも悪影響を及ぼしてしまい、生産性を大きく下げてしまいかねません。そのため、今後単価をアップさせていくためにも、いい仕事ができる環境を作っていくことがとても重要になります。
「早起きは三文の得」とは言いますが、人間の体は朝起きて夜しっかり寝てこそ最高のパフォーマンスができるようになっています。フリーエンジニアには夜型生活が習慣化してしまう人も多く、自由であるがために生活習慣が乱れてしまいがちです。しかし、本当に生産性の高い仕事をしたいと思うのであれば、すぐにでも早寝早起きの生活に切り替えることをおすすめします。夜しっかりと睡眠をとって起きた朝は頭がスッキリし、夜よりもはるかに高い集中力を発揮することができます。
早起きをした方がいいとわかってはいても、夜型になると朝が辛くて起きられなくなるので、早起きを習慣にするのはかなり大変です。そのため、早寝早起きが習慣になるまでは強い意志を持って努力する必要があるでしょう。しかし、すでに夜型になってしまっていると、早く寝たくてもなかなか眠りにつけないものなので、まずは朝起きる時間を決めて、毎日必ずその時間に起きるようにしてみましょう。目覚まし時計をセットし、朝はどんなに眠くても起き上がって日の光を浴びるようにすると、意外とスッキリ目覚めることができるかもしれません。自宅で仕事をすることも多いフリーエンジニアは、仕事をするために出かける必要がないと生活と仕事のメリハリをつけにくいですが、朝起きてから身支度をするまでの流れをルーティーン化して、仕事モードに自分を切り替えてみましょう。
その生活に慣れるまでには日数がかかりますが、まずは1週間続けることを目標にし、達成したらまた1週間と自分なりに目標を定めることも大切です。少なくとも朝必ず起きる生活をしていると夜には自然と眠くなってくるものなので、早寝よりも早起きを重点的に意識すると成功しやすいかもしれません。
規則正しい生活をしていると1日の時間管理がしやすくなるので、集中できる時間にしっかり仕事をして、休むべき時には休むという生活を送りやすくなります。そうすることによって時間の使い方に対する意識も変化し、より質の高い仕事へとつながっていくようになるので、早起きをして損になることはありません。
IT系フリーエンジニアとしての仕事をさらに細かく分類すると、Web・オープン系、汎用・制御系、インフラ・運用・基盤系などの専門職や、開発ティレクターなどの総合的な職種などがありますが、単価事情はそれぞれの職種によって異なっている場合が多く、契約する企業の仕事内容によって同じ職種でも単価には幅があります。全体的には上流工程の方が下流工程より単価が高く、総合的な能力が求められる開発ディレクターが最も高単価となっています。
フリーエンジニアの節税対策は、収入面に大きく結びつきます。家事按分は、フリーエンジニアが知っておきたい節税対策の一つです。家賃や電気代、車代などが家事按分できます。税務署で質問された際にもしっかり応じられるように準備しておくといいでしょう。家賃は仕事とプライベートで家のスペースをきっちり分けていることが、計上する際に大切になるポイントです。光熱費や車も、事業を行ううえで無関係のものは家事按分できないので注意が必要です。
単価アップを目指したいフリーエンジニアは、自分のスキルや実績、クライアントとの信頼関係など、単価アップにふさわしい土台が備わっているかを確認しましょう。クライアントにとって、単価がアップしても引き続き仕事を任せたい存在になれていると、単価アップを実現しやすくなります。また、単価交渉をするには適切なタイミングを見計らうことも大切です。契約更新が決まったときや、客観的に成果を上げられたときも単価交渉に適しています。